ネット依存の落とし穴

こんな記事が目に止まった。

アマゾン「ほしい物リスト」、他人に丸見え 本名も表示

http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY200803120349.html

アマゾンの「ほしい物リスト」が第三者に公開されることは知っていたので、念のため自分のをチェックしたが、大丈夫。(^^;

アマゾンの例もそうだが、最近利用が進んでいる gmail など、個人情報に関わることをネット上のサービスに依存することが増えてきている。

最近はこのようなネットの利用が一般化しているので、心理的な不安が下がってきているのかもしれないが、今回の例のように本人が意図しないところで個人情報がネットから閲覧されてしまう危険性は増えている。

  • サービスプロバイダの意図が利用者に正しく伝わっていない場合
  • サービスプロバイダのミスや、悪意ある第三者の攻撃で情報が漏洩してしまう場合
  • サービスプロバイダに悪意がある場合

最後は論外だが、最初の2つはけっこう危険だ。もちろん、サービスプロバイダにはもっとしっかりして欲しいが、これはネット上のサービスを利用する(しかもほとんどは無料で)のと引き替えに、ユーザである私たちが抱えなければならないリスクである、ということを認識しなければならない。

僕の場合は、職業柄このへんをあまり信用していないので、ネットショッピングで利用するクレジットカードは普段持ち歩いているのと別に用意し、必要以上に引き落とされないように銀行の口座を分離したりしている。

また、みんなが使っている gmail も、個人情報のかたまりであるメールを第三者に預けることに心理的な抵抗があるのでいまだに使っていない。(これについては自宅に自前のメールサーバを用意すれば、工夫次第でどこからでもメールを見ることができるので、あまり困っていない)

誰もがこのような対処をできるわけではないけど、やはり便利と引き替えのリスクは意識しなくてはならないのだ。