『プロになるためのWeb技術入門』4刷増刷ありがとうございます

おかげさまで、先日『プロになるためのWeb技術入門』4刷目の増刷見本紙が届きました。
毎度ながら買ってくださった皆さまには本当に感謝です。

「プロになるためのWeb技術入門」 ――なぜ、あなたはWebシステムを開発できないのか

「プロになるためのWeb技術入門」 ――なぜ、あなたはWebシステムを開発できないのか

今回の増刷では、誤字・脱字レベル以外に主に以下のような追加・変更を行いました。

  • Lesson3
    • GETとPOSTの使い分けについて、「副作用」を交えて使い分けを説明するようにした(p78〜79)
  • Lesson6
    • iBATISプロジェクトが活動終了し、MyBatis プロジェクトに変更になったため、脚注の参照先URLを変更(p219)(本文の説明自体は変更箇所が多岐にわたるためiBATISのままとなっています)
  • Lesson7
    • 「hiddenタグ」という表現が正確ではなかったため「hiddenパラメータ」という表現に修正(全般)
    • メッセージダイジェストを使用したログイン認証について、レインボーテーブルを使ったクラッキング手法の台頭について言及し、ソルトの利用について説明を追加(p251-253)- hidden パラメータの利用方針について説明を改善(p263)

通常、書籍の増刷時には誤字・脱字レベルやちょっとした修正を行うのだと思います(他の著者の方の話を直接聞いたわけではないので、あくまで想像ですが)。

本書では、直接・間接を問わず読者の皆さまから寄せられたご意見・ご指摘をできるかぎり吸い上げて増刷時に反映させています。

修正内容は私の至らなさによる部分もありますし、出版後の状況変化によるものもありますが、せっかくのチャンスなので可能な限り反映させたいと思っています。

文章がページに収まらなくなって大幅にずれるような修正は難しいそうなので、いつも「○○ページの隙間使ってこの文章入れてください!」という感じで、かなり無理をお願いしているのですが、イヤな顔ひとつせずに受け入れてくれる編集さんにもいつも感謝しております。

このような修正の機会をいただけるのも、ひとえに多くの皆さまに買っていただけているからです。オープンソースソフトウェアの世界でも、ユーザーが多いプロダクトはより多くのフィードバックを得て品質が上がっていくものですが、本書もそんな本を目指していきたいと思います。