なぜか涙が・・・

おとなの小論文教室。

おとなの小論文教室。

一人で行った打ち合わせの帰り道、電車の中がヒマになりそうだったので書店で本を物色。

最近いろんな意味で視野が狭くなっているし、「春からの連載執筆に備えて頭をもみほぐそう」と買った一冊がこの本。山田ズーニーさんの本は「なぜJava」の企画を出したときに編集のIさんから勧められ、とても気に入っていた。(余談だけど、『なぜ、あなたはJavaオブジェクト指向開発ができないのか』というタイトルは、山田ズーニーさんの『あなたの話はなぜ「通じない」のか』にちなんでつけられた)

まだ半分くらいしか読んでいないが、読んでいると、ところどころで共感するところが多く、なんだか涙が出てくる。うまく表現できないが不思議な感覚。

「おとなの小論文教室。」というスキル的なことが書かれていると予想してしまうタイトルとは裏腹に、「純粋なまでに自分に対して正直・素直に向き合う」、そんなきっかけをくれる本のような気がする。仕事でつまづいている後輩のH君に勧めてみたい本。